自衛隊

第一次世界大戦後に締結された不戦条約は 国際紛争を解決する手段として戦を放棄し 紛争は平和的手段で解決すると規定した しかしその条約は戦の放棄をもたらさず 勝手に解釈し裁定する自衛という概念が 例外の戦を認めることにまってしまう 戦というものは適法でも違法でもない ただの病気としか言えないものなのに 不戦条約のせいで正義になってしまった 認められた自衛という戦を戦った挙句に 負けたものを糾弾するための裁判を行い 憲法のなかに戦の放棄を謳うよう強いる 負けた国には自衛隊という軍隊が作られ 軍隊でない軍隊は災害の度に駆り出され 挙句の果てにワクチン接種に使われる 不戦条約を骨なしにした国々に習って 憲法を変えず戦をして勝てばいいのだ 勝てばすべてが許されるに違いない 自衛隊はサッカー日本代表よりは強い 科学技術を持ってサイバー戦を戦って 人を殺めずに勝ち戦に持ち込んでくれ 勝ってくれれば自衛隊とは呼ばせない 国の正規の軍隊と認めようじゃないか みんなの軍隊と認めようじゃないか